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自ら調査結果を発信するとともにマスコミから年100回以上の取材に対応している。
どちらも自分のスキルの独自性と競争力が思う存分発揮できる。
それは、とてもやりがいがありおもしろい。
一方2足のわらじを履く形で、会社の仕事にとどまらず大学の教員もしている。
過去4年間経営学部の講師を経て2001年4月からはH大学大学院において主として社会人向けの政策科学専攻課程の客員教授をしている。
そこから得る知的刺激はまた格別である。
この2足が、自分のポジショニングになっている。
自分が大学だけの仕事であれば、学問的にもっとできる先生は無限にいる。
というよく、ほとんどの先生は大学院からそのまま教職に入られているので、研究生活を何十年も続けているプロフェッショナルばかりである。
一方企業で働く人を見ると、自分で会社を興し、株式公開して何百億円かを手にしている人もいる。
また、若くして経営者として次々に業績をあげている人もたくさんいる。
だから、どちらの場面でも私は勝つことができない。
けれども、その中問に立つことによって、両者の活動のシナジー効果で、自分の価値をオンリーワンに高めることができる、というふうに自分を位置付けている。
つまり、大学の世界に行くと、経営学者として(たとえば企業経常の分析に関して)企業のなかに長期に入って分析した人はほとんどいないので実感がつかみにくいという問題がある。
その他評論家の人たちも企業を辞めてかなりの時間が経っているので、その実体験は陳腐化している。
私自身は現在も企業に属しているのでそこで経営の理論と企業での実践を自分のなかで結びつけることができる強みがある。
企業のなかではどうかといえば、今日ほど知的分析スキルが求められている時代はない。
だから自分固有の、他の人がしないような問題の設定と解決ができることが、サラリーマンとしての強みである。
そういう意味ではマーケティングリサーチをはじめ学問の世界において次々進化している分析方法を大学で身に付けそれを会社に持ち帰ってきて、経営課題のソリューションを行なえば独自の価値を見出すことができる。
その後でその結果を論文にすれば、大学学会での貢献もできる。
自分としては、仕事大学それに個人の生活まで含めてすべての領域に関していま100%ほどに近い満足を得ている。
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